コンサルの仕事に飽きたけどダラダラ続けて5年ぐらい無駄にした話

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コンサルも投資銀行も基本的には、お客さんに提案して、提案が通ればデリバリーして、終わればまた提案してと言った感じで時間が流れていきます。

最初は、いろんな業界を見ることが出来て知的好奇心を満たしてくれますが、ある程度繰り返すと徐々に慣れてきて知的好奇心が満たされない“仕事に飽きた”状態に陥ります。

そんな仕事に飽きた状態に陥ったにも関わらず、ダラダラとコンサル・投資銀行・投資ファンド業務を続けてしまう強者の皆様、こんにちは。

私はコンサルを辞めるタイミングを逃してだらだらとコンサルに居続けて、5年ぐらいの時間を失い、使いみちのない無駄金を積んでしまいました。

そんな私の経験を元に、仕事に飽きたけどなんとなく仕事を続けている皆様に向けて、次のキャリアの探し方についてに考えていきたいと思います。

今の条件が良いので次のステージにいけない人達


コンサル・投資銀行・投資ファンドのようなプロフェッショナルファームはアップroアウトの厳しい世界と言われています。

求められる成果を出せずにアウトをしていく方が一定数存在する一方で、逆にアップしながら生き抜く強者も当然存在します。

そんな強者達がある程度のポジションに達した時に持つ悩みは、仕事に対する「飽き」です。

最初は、新鮮で知的好奇心にあふれていた業務も時間共に慣れて、効率化して、飽き始めます。

もちろん、昇格してマネージャーのポジションになると自分の手を動かすよりも部下をいかにコントロールするかといった立場の違いも出てきて、新しい刺激も生まれます。

しかし、基本的に業務は同じです。提案とデリバリーの無限ループです。

いずれ「飽き」がやってきます。マネージャーから更に上のパートナーになっても、悩みは同じです。

新しい景色は見えるのでしょうが、いずれ「飽き」はやってきます。

強者達は飽きた状態に陥ると次のキャリアを考え始めますが、飽きた状態に達する頃には、同年代の中ではかなり高い水準の給与を獲得してハイスペの象徴的な存在になっています。

こうなると多くの強者達は、漠然と「一生コンサルやるつもりはないんだけど、今よりも良い条件の転職先なんてないよなぁ〜」と考えながら、飽きた仕事を続けてしまいます。

こんな状態の人いませんか??

組織の中で出世してパートナーになるような人は、「本当にコンサル業務が楽しい人」と「本当は飽きちゃったけどダラダラと続けてパートナーにまでなっちゃった人」のどちらかでしょう。

後者の人は不満を言いながらやらされ感の中で仕事をしています。(あなたの会社にもそういう人いますよね?)

その仕事を一生続ける気はあるのか?、、、、ない

ここでアップorアウトの世界で勝ち続けている強者の皆様に質問です。

今の仕事を楽しく一生続けられますか?

これに対してYESと自信を持って言い切れる人は、この文章を読んでいないでしょう。

飽きちゃった人は、今すぐ何かしらアクションをとってほしいです。
飽きた状態でなんとなく仕事をして、それなりの給与で飼いならされて、数年間の月日を無駄にしてしまったのは何を隠そう私です。

飽きたなりにも小さなチャレンジがあったり、若い人が頑張ってくれたのでワークライフバランスはめちゃくちゃよかったです。しかし、残念ながら仕事にワクワクする事はありませんでした。会社からは売上も期待されるので、手っ取り早く既存のクライアントのリピートをとるために、(クライアントが本当に必要かどうかは別にして)危機を煽るような提案をし続けます。

ワクワクしない仕事はどんなに高い給料をもらっても面白くありません。

今振り返ってみると、この期間は本当に時間の無駄でした。

アップorアウトの世界である程度勝ち残っている皆様には、私のような過ちは犯してほしくありません。

一生その仕事をやる気がないと思っているのであれば、今すぐに次のステージへのアクションをとってください。若い頃の時間は貴重です!

内定が出ると真剣に考え始める

とは言っても、そんな簡単にはアクションに移せないのが実情です。
そんな私が真剣に考えるトリガーになったイベントは内定が出たことでした。

なんとなくdodaリクルートエージェントから送られてくる転職情報には目を通しますが、イマイチ惹かれません。

ある日、友人が紹介してくれた転職エージェントに会って、相談しました。
エージェントからは私のキャリアであれば行けるとことはいくらでもある旨を聞かされました。

そのエージェントがまた人を乗せるのが上手い方で、まんまと乗って、事業会社の面接を数社受けていいなぁと思う先にも出会えました。そして、事業会社から内定が出ました。仕事内容的にも業界的にも自分が興味を持って取り組める業界と仕事でした。このときはとてもわくわくしたのを今でも覚えています。

その後、年俸や役職や業務内容といった条件が交渉になるのですが、当然、コンサル業界よりは給与水準は落ちた条件でした。

この具体的な数値と役職、業務内容が未来を切り開くトリガーとなりました。
現実的なポストコンサルキャリアの実態を数値で突きつけられたことにより、はじめてやりたいことと金銭的な条件のバランス、将来のキャリア及びどうやって生きていくかについて真剣に考えることが出来たのです。

私は、その条件を飲めずに断りました。

金銭的な条件もそうでしたが、それ以上にサラリーマンという働き方そのものに嫌気が差しているという事に気がつくことが出来ました。
この段階で、はじめて自分が大事にしていたものが仕事に対するわくわく感と人に雇われない働き方の2つが鮮明になったのです。

内定を出して頂いた会社には申し訳なかったですが、転職活動を通じてはじめて自分と真剣に対峙出来たのです。

白洲次郎の名言を借りるのであるならば「プリンシプルを持って生きれば、人生に迷うことは無い。」です。

自分が大切にしているものが自分ではわかっていたようで、実はわかっていなかったのです。

結局選択したのは独立・起業

その後、私は独立して、自分で事業の立ち上げをやるのですが、うまく行かずに個人でコンサルタントとして日銭を稼ぎながら自分の事業のチャレンジをしています。

日銭を稼ぐコンサル仕事は、世の中にはいくらでも溢れています。しかも会社にこれまでいかに搾取されていたのかということを痛感しました。
稼ごうと思えばサラリーマンコンサルの時代よりも同じコンサル業務をやって多く稼ぐことは出来ます。

余裕で出来ます。

今、コンサルファームや投資銀行で働いている人は、利益の80%ぐらいは搾取されているぐらいに思っても問題ありません。

元同僚のサラリーマンコンサルの方からは、ちょっと高い日雇い労働者のような危うい仕事に見えるようです。

コンサルや投資銀行である程度勝ち抜いた強者の皆様は、そんな外野の声は無視して自分で稼げるぐらいのスキルは既に保有しています。

自信を持って大海原に飛び出してみて、わくわくする仕事をしてください。

ちなみに、独立するとどうなるかが気になる人はこちらを参考にしてください。

会社辞めて個人のコンサルタントとして独立する方法と年収実態
本ページはプロモーションが含まれています コンサルタントとしてある程度キャリアを積むと選択肢としてコンサルタントとして独立するという選択肢が得られます。 搾取の構造にうんざりして独立する人も入れば、何か他にやりたいことがある...

まとめ:次のステージに早く行ったほうが人生は楽しい


私が真剣に自分と向き合う為のスイッチは事業会社から頂いた内定と具体的な条件提示でした。

人によって何がトリガーになるかはわかりません。

私のように内定がトリガーになる人もいると思います。ぜひ、コンサルや投資銀行、投資ファンドの業務に飽きてしまって、わくわくしていないと感じたら次のステージに移動を考えましょう。イマイチ動けない場合は、内定を貰うまで転職活動をしてみてください。

ここまでこの文章を読んでくれた皆様のキャリアであれば必ず内定は出ます。

そこではじめて自分と向き合えますよ。

私のようにだらだらとちょっと良い条件で飼いならされずに、若いうちに次のキャリアを見つけて無駄な時間を過ごさないようにしましょう。

以上「コンサルで転職せずにだらだら過ごしてして5年ぐらい時間を無駄にしちゃった話」でした。

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コメント

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