コンサルの仕事がつらい、辞めたい、ついていけないと思ったら


コンサルティングファームに入社して、プロジェクトが始まったら思った以上に大変で

「周りの人が優秀過ぎて、自分とのギャップにたえられない」

「激務で大変だという話は聞いてはいたけど、ここまでとは思わなかった。」

「先輩の激詰めが厳しくて絶えられない、つらい、死にたい、辞めたい、、、」

と思っている人いませんか?

特に新人や若手の方で、このように思う人は少なくないでしょう。

これを読んでいる皆様と同じように私にもそんな新人時代がありました。

心配ありません。誰もが通る道です。

大前研一や南場智子にだってそんな時代がありましたし、今、偉そうにあなたを詰めている先輩にもそんな時代がありました。

そんな時代は、謙虚な気持ちとちょっとした考え方の変化で乗り切ることが出来ます

また、どうしてもダメだった場合には転職するという選択肢だってあります。

落ち込んでいる暇があるなら、これを読んで気持ちを切り替えて新しい未来を切り開いてください。

あなたがつらいと思う4つの理由とその対策

理由1:周りの人が優秀過ぎて自分とのギャップがつらい


コンサルティングファームは同期入社や1つ上の先輩といった身近な人にとても優秀な人が多いですよね。

経歴もピカピカで要領が良くて仕事の飲み込みが異様に速く、絵に描いたようなエリートと言われるような人達がゴロゴロいると思います。

「天才っていうのはこういう人の事をいうのか、、、」と、ため息をつきたくなることもあるでしょう。

その天才もあなたの事を同じように思っているかもしれません。

どんなに地頭が良い天才でも、不慣れな事をやればそれなりに苦労しています。

コンサルワークで求められるロジカルシンキングは訓練すれば誰でも出来るようになるので、そんなにビビることはありません。

どんなに優秀だと思っても個体差なんて多くても数十パーセントの違い。何倍もの差があるわけじゃないのです。

比較するのは他人ではなく、昨日の自分です。

昨日よりも仕事が出来るようになっていたら自分を褒めましょう。

逆に昨日できなかったことが今日もできなかったらそれこそが落ち込んだりしている暇なんて1秒もなく、必死に考えて改善することにリソースをつぎ込みましょう。

理由2:「犬の道」に陥ってつらい


「犬の道」ってご存知ですか?

「犬の道」とは「労働力を投下することによって問題を強引に解くゴリゴリのパワープレイ」のことです。

長時間労働の原因の半分はこの「犬の道」に陥っていることが原因と言えるでしょう。

優先順位と解けた時のインパクト(いわゆるイシュー度)を考えないで無闇矢鱈に問題を解こうとしても意味がありません。疲弊して身体と頭脳が削られていくだけです。

イシュー度を意識して作業設計をしましょう。

その上で、行き詰まったら自分で抱え込まずに上司や先輩にすぐに相談してください。

SOSを出す場合には、こんな感じで今の前提を共有して何に困っているかを明確にしてからがいいでしょう。

コンサルくん
コンサルくん

現在、こんな道筋で考えていて、こんなファクトを拾ってくればいいと考えています。その一方でこのデータが見当たらなくて行き詰まってしまっています。

 

どうしたらいいのかわからなくなってとても困っているので、相談に乗っていただけませんか。

「わからない」と言うことは恥ずかしいことではありません。ちっぽけなプライドの為にわからないことをわからないと言えないことのほうが恥ずかしいことです。

一人で抱え込んで締切直前に「ダメでした」というパターンがもっとも嫌われますし、チーム全体に迷惑をかけることになります。

これをやったらプロジェクト後の評価は厳しいものになることを覚悟してください。


逆に出来ないことを出来ないと素直に伝えることの方がプロマネからしたら対策も考えやすくなりますし、評価したくなります。

努力と根性論を捨てて、犬の道に陥ることを全力で回避してください。

「イシュー度」や「犬の道」はこちらの記事でも詳しく解説していますので、参考にしてください。

人気漫画『アオアシ』で読み解く『イシューからはじめよ』【犬の道】
こんにちは。 突然ですが「イシュー」という単語ご存知ですか? 今回は、意識高い系の香りがプンプン漂ってくるこのワードではじまる名著『イシューからはじめよ』を取り上げます。 私は本のタイトルといろんな人のレビューから伝えたい...

理由3:仕事が大変すぎてタクシー帰宅の日々がつらい


プロジェクトによっては、連日タクシーでの帰宅の日々が続くことになるでしょう。

短期間で一定の成果を出そうとすると「犬の道」を回避したとしても長時間労働によるパワープレイは必要になりますので、諦めてください。

インタビューの件数をある程度、短期間で稼がなきゃいけない場合などは特にパワープレイが必要になります。インタビューして、議事録書いて、示唆を考えて、またインタビューしてと負荷がのしかかってきます。

逆に効率的にロードマップ上を進んでいるにも関わらずパワープレイに陥りがちだと感じたら、「どこのパートで時間がかかっているのか」「時間がかかっているパートをもっと短時間でやることは出来ないのか」といった効率化の道を模索する方向で頭を使いましょう。

そして、本当に辛い時は仕事を抱え込まずに、上司や先輩にSOSを早めに出してください。

単純にマンパワーが足りない場合は援軍が来てくれますし、そうでない場合はゴールを見据えて方針転換や有益なアドバイスをしてくれるはずです。

コンサルのプロジェクトはチームプレイであることを忘れてはいけません。

困ったときはお互い様です。

理由4:先輩や上司の激詰めがつらい

「これってどういう意味?」
「なんでそう思ったの?あなたの感想?」
「ファクトは?」

こんな感じ先輩や上司に日々ツメられていると思います。

それって先輩や上司があなたの事を嫌いだからやっているわけではありません。

外部に出しても恥ずかしくないように品質チェックをしているだけです。工場で生産した商品を最後に行う検品作業みたいなものです。

自分が物凄く不適合で使えないんじゃないかと不安な気分になってしまいますが、そんなことはなくて、お客さんの前に出るまであと一歩と考えましょう。

ロジカルシンキングはスポーツ的な側面もあるので、体(と頭)で覚える必要があります。

別に死ぬわけじゃいないし、偉そうにあなたを詰めている先輩や上司にだって新人時代があり先輩に激詰めされた事も当然ありました。

成長には痛みが伴うのですから気にしないでください。

どうやったら、もっと良いアウトプットが出せるか考えるチャンスと思って立ち向かいましょう。

逃げ道があると辛さや不安はやわらぐ

人は現在の状況に対して他の選択肢が見えていないと不安を感じてしまいます。

逆に言えば、他の選択肢があると不安も減ります。

ビジネスで例えると、1社に売上を依存するよりも複数社に別れていたほうがリスクが分散できるあの現象です。

恋愛で例えるなら、恋人と別れそうになっても次の候補の素敵な人が見えていると心の余裕が生まれる感覚でしょうか。

他の選択肢が自分にもあることがわかると気分は落ち着いてきますので、脳内に他の選択肢を想起させて不安な気持ちを抑えましょう。

辞めた人達のその後のキャリアを知る


コンサルだけでなく、投資銀行や投資ファンドの世界はプロフェッショナルの世界ですので、アップorアウトが基本です。

もちろん、アウトする人もいます。

たくさんいます。

そんな人達がその後どうなっているかというと意外と皆さん幸せそうに暮らしています。入社1年経たずしてアソシエイトでやめた人も、3年頑張ってマネージャーでやめた人も、10年働いてディレクターまで行ってやめた人も幸せそうに暮らしていることのほうが多いです。

若い人は第二新卒として次の環境に移り、ミドルからシニアな方は事業会社の経営企画に行くことが王道です。

世の中にはコンサルOBがたくさんいて、実際にそのポジションで活躍しているので、ルートはたくさんあります。

あなたが自分が望まないような形で退職したとしても、次の職場の人はそんなことは1ミリも気にしません。むしろ人手が足りないので早く来て欲しいと思っています。

気になる給与や労働環境といった条件も直接聞くことも出来ますし、ググれば雰囲気はつかめるでしょう。

きっとその環境は今の環境と比べてもそんなに大きく劣化するとは思えないはずです。給与条件が気に入らなかったとしても今の時代であれば副業という選択肢もあります。

また、アウトになることが格好悪い、プライドが傷つくといったことを気にしているのであれば、気にする必要はありません。

『アオアシ』小林有吾/小学館

コンサルをアウトになったけど成功している人はたくさんいますし、ちっぽけなプライド以上に鈍感力やヘコタレない力の方がこれからの人生で役に立ちます。

コンサルみたいな狭い世界の偏った一時的な評価なんて気にすることはありませんよ。

社内の人に相談する場合は要注意:
社内の先輩や上司に相談する際には、生存者バイアスが掛かっていますのでそのことを割り引いた上で話を聞いてください。

生存者バイアス
何らかの選択過程を通過できた人・物・事にのみを基準として判断を行い、通過できなかった人・物・事は見えなくなるため、それを見逃してしまうという誤謬である。
出所:Wikipedia

仕事を辞めても大丈夫なぐらいの貯金をする


「もし、このままクビになったらどうしよう」と不安になることもあるでしょう。

そんな時に少しでも不安を解消してくれる要素に貯金があります。

「貯金ゼロの状態で失業する」のと「最低限の生活費1年分がある状態で失業する」のとでは明らかに後者の方がいいですよね。

企業も1ヶ月分の運転資金しかない状態でコロナ自粛に強制的に入るのと6ヶ月分の固定費分は現預金を抱えた状態で緊急事態宣言に入るのとでは心の余裕も取れるオプションも大きく異なります。

刹那的に散財するのではなく、中長期的に選択肢を失わないためにもある程度の貯金はしておきましょう。

お金の心配があると判断力が鈍りますし、頭の回転も落ちます(何かの研究論文でエビデンスはあった気がする)。

無駄使いをせず「貯金はお守り」と思って、ある程度のキャッシュは溜め込んでおきましょう。

自分が活躍できそうな場所はたくさんあることを知る


今の職場が辛かったとしても他に選択肢があることを知っていれば、そこまで追い込まれることもありません。

むしろ冷静に先輩や上司の激詰めに耳を傾けることが出来ます。

転職サイトや転職エージェントを通じて、他の選択肢があることに触れておきましょう。

「○○ベンチャーCFOポジション募集、年収○○○万円」とか「○○社の事業拡大のためコンサル経験者募集、年収○○○万円」みたいな求人情報はあなたが思った以上に世の中には溢れています。

経験は気にしなくても大丈夫です。人手不足な昨今においてはあなたの経験が役に立つ企業は必ず存在します。「経験が不十分なので、、、」と心配するのであれば、その手のプロの転職エージェントに聞いてみてください。いくらでもあたなと同じような状況で成功した事例を出してくれますよ。

また、いつでも会いにいける転職エージェントがいると安心感が生まれ、そのタイミングが来た時にすぐに次のアクションに取り掛かれます。いつでも転職活動が出来る臨戦態勢を構築しておいてください。

その一方で、その手のサイトに登録するのが面倒だったり、実際に転職エージェントに会いに行くのも手間なのは物凄く理解できます。

しかし、仕事でダークサイドに落ちるとサイトに登録するというアクションをとる気力すらなくなります。登録する気力がなくなってしまうとクソ上司の激詰めと睡眠不足の日々が続き、心身ともに消耗してしまいます。

貯金と同じで「転職エージェントはお守り」みたいなものです。

登録内容は後でいくらでも修正出来るので、この記事を読めるぐらい元気があるうちに、細かいことを気にせずに登録するのをオススメします。

ちなみに、どこか1社というのであればコンサル事情をよく理解していて、コンサルが転職後に活躍しやすい企業をよく知っているアクシスコンサルティングは適任でしょう。

今すぐ転職エージェントに相談する!

まとめ:選択肢を知ることで心に余裕を持とう


仕事が辛いと思っても、思い悩んだり、落ち込む必要はありません。コンサルを途中でやめたからと言ってそれを恥ずかしいとかプライドが傷つくみたいに考える必要もありません。仕事なんていくらでもあるし、社内の評価なんて学校のテストの結果みたいなもので、一時的なものです。

その場で歯を食いしばって頑張るにしても、心を解き放して外の広い世界に旅立つにしても長い目で見たら大差ありません。私自身も退職してからの方が楽しくて、なんでもっと早く転職しなかったんだろうと後悔したぐらいです。

どっちの道に進むにしても常に仕事のパフォーマンスに影響が出ないような心の余裕は必要です。

ぜひ、コンサル後の選択肢も見える状態にして、最高のパフォーマンスを発揮できる状態を作り込んでください。

以上「コンサルの仕事についていけない、つらい、辞めたいと思ったら」でした。

転職エージェントに登録してみようと思った人へ

このブログを読んでいるような方は、いずれ転職エージェントにはお世話になりますので、登録しておいて損はありません。

緩い転職相談にも無料で乗ってくれますし、転職エージェントが送ってくれる求人情報に触れているだけでも逃げ道効果で心が安定します。

ただし、ガチ系のエージェントはスカウト性であり、エージェント依存になります。相手の企業のポストがあっての話ですので、どんなに凄腕のヘッドハンターであってもあなたのタイミングでベストな求人を持ってこれるほど便利には出来ておりません。

「今すぐ転職したい!!」というニーズに対応出来るサービスではありませんので、良い求人情報が欲しい人は早め登録しておき、求人情報を欲していることをアピールしておきましょう。

転職は本人の優秀さ以上にタイミングが大事ですので、タイミングを逃さないように準備しておいてください。

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