入社前に読んでおいたほうが良い本をまとめておきます。
外資コンサル、投資銀行、投資ファンドの先輩方は必ず読んでいる本を厳選してピックアップしています。
どれも名著かつ基本なので、必ず入社までには読んで下さい。
コンサル系の本
とりあえずこれだけ読んでいれば大丈夫。
企業参謀は名著ですが同時に挫折率も高い本ですので、解説記事を書いています。

『イシューからはじめよ』は入社前は序章と1章を読みましょう。2章以降は入社後に実務の段階になってから読んだほうが頭にスッと入ってきます。まずは、序章と1章の「犬の道」と「イシュー」について理解してください。サッカー漫画『アオアシ』の力を借りて『イシューからはじめよ』を解説していますのであわせて参考にしてみてください。

ロジカルシンキングの本
ロジカルシンキングは、バーバラ・ミントの「考える技術・書く技術」が有名ですが、読みづらく挫折率が100%に限りなく近い為、解説記事を書きました。合わせてどうぞ。

最高のロジカル・シンキングの教材は『HUNTER×HUNTER』です。
ピラミッドストラクチャーからプロフェッショナリズムまであらゆる要素が入っています。誤解を恐れずに言えば、もっとも読むべき本はこれです。
ファイナンス系の本
難しいと思われがちなファイナンスを物凄くわかりやすく解説している本です。
小難しい本に入る前にここから読み進めましょう。
投資・金融のわかりやすい本
株式投資・FX・ベンチャー投資・不動産投資などなど投資に関する話がわかりやすく説明されていて大変オススメな漫画です。実在するスタービジネスマン(本人取材済)や歴史上の人物をチョイチョイ絡ませながら話を進めるので、読み物としても面白いです。金融機関の方だけでなく、すべての社会人が読んだほうが良い本です。
マインドセット関連の本
ファーストリテーリングでも必読本となっているらしいです。柳井さんらしい。
マインドセットはドラッガー1冊読めば十分です。
いろいろ読むならこの本を読み直しましょう。
追記:
ジョジョの奇妙な冒険の第5部はストーリー全体を通じて覚悟を持つことの重要さが語られています。
誤解を恐れずに言えばプロフェッショナリズムとは覚悟です。覚悟とは何かを学ぶには最高の題材ですので、ぜひ読んでおきましょう。
番外編:多少難易度の高い本
投資銀行・投資ファンドの方で余力がある人はどうぞ。
入社前に読んでもきっとよくわからないけど、実務が始まってから読むと凄くよく分かる本です。PEファンドに興味ある方は、M&Aファイナンス、ベンチャーキャピタルとか起業に興味ある人は起業のエクイティファイナンスは必読です。
あわせて読んで欲しい記事
ある程度経験を積んで、後輩や部下ができてくると違った知見が必要になってきます。余裕がある方は先取りしておきましょう。

大学卒業後、ファンド・コンサルで10年以上働いて独立しました。今は、個人でコンサルやりながらニッチなメディアの運営を行っております。詳しいプロフィールはこちら。
コメント