経営者と対峙する仕事をするなら、まずは自分でビジネスをやってみる

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外資系コンサル、投資銀行、投資ファンドのような仕事をすると、日常的に企業経営者を相手にすることになります。
企業経営者に対して、経営のアドバイスをしたり、M&Aの話をしたりするということは自分にも企業経営者と同じかそれ以上のモノを求められるということを忘れてはいけません。
そんな企業経営者と同じ目線で語るためにも自分でビジネスをやってみることをオススメします。

ビジネスはなんでも良い

自分でビジネスを始めるのは意外と簡単です。
何かを仕入れてメルカリやヤフオクで売るとか、人を集めてお金をもらって何かするとかなんでも良いのです。
企画、仕入、集客、販売、お金管理等のビジネスの一連の流れを自分で体験してみてください。
どんな些細なビジネスでも構いません。
自分がオーナーとなって物事を動かす経験をしてみましょう。

一方で、よくいろんなサイトで「ベンチャーでインターンしてみる!」的な事が書いてありますが、それよりも自分でやってみることをオススメします。
インターンだとベンチャーだろうが、大企業だろうが、結局経営者ではなく労働者なのです。
学んでほしいのは、経営者としての目線と経験です。

ベンチャーでインターンやってもアルバイトと一緒ですよ。

アイデアが無いならブログで良い

とは言え、「急にアイデアなんて出せない!」とおっしゃる方も多いでしょう。
そこで、ブログやnoteでも書いてみたらどうでしょうか。
1PV=0.1円と想定して、PV(≒売上)がどれ位稼げるかやってみてもいいですし、noteで自分独自のコンテンツを販売してもいいでしょう。

ヴァーチャルとは言え、「コンテンツ企画・作成」「顧客ニーズ分析」「集客」「商品化」「アフターフォロー」みたいな商売の基本が入ってます。

実際に、広告やアフィリエイトでマネタイズも可能ですし、サーバー選んだりするのも業者選定ですし、PVの数値見ながら対策練る過程はまさに経営そのものです。

自前のサーバーを契約して、ドメインをとってセットアップするだけでも未経験の方には良い勉強になるので、オススメです。

とにかく経営者のポジションで何かやってみろ

とにかくビジネスのオーナーという立場に拘って挑戦してみてください。

その結果、自分のビジネスが上手く行って、内定蹴って本格的に起業したって良いじゃないですか。むしろその方がカッコイイかも。

「インターンしろ!」と言っている人は自分が経営者の立場で仕事をしたことが無い人です。

やったこと無いんだから想像出来るはずがない。

自分で考えて意思決定する事の大変さを味わってみてください。なんちゃってインターンよりも得るものは大きいですよ。

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コメント

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