会議や飲み会の「ロジ周り」は交渉であり仕事力が求められる話

誰が使い始めたかは知りませんが、いわゆるミーティングから飲み会までスケジュール調整だったり、会場の予約だったり、備品の用意だったりといった周辺の調整業務のことを指して「ロジ周り」と使われております。

いわゆる物流や倉庫といったロジスティクスの意味ではありません。

ロジ調整は仕事力!

ロジ調整を舐めてはいけない

この”ロジ周り”は、若手にふられることが多いです。

若手もこのロジ周りを「面倒くさいなぁ〜」と嫌がる人も多いと思います。

本業に関係ない雑務と捉えているようでしたら大間違いです。

私の経験では、ロジ周りが出来ない人は仕事も出来ません。


↑そう感じていらっしゃる方は、私だけではありません。

“ロジ周り”は交渉です


ビジネスにおいて価格交渉や条件交渉は、大事な要素というのは誰も異論はないと思います。

“ロジ周り”も各人のスケジュールの中から最適解を見つけてセットすることは、物事を取りまとめて落とし所を見つけるという交渉です。

スケジュール調整という簡単な交渉もまとめることが出来ない様では、契約交渉なんて出来ません。

若い人は、”ロジ周り”を舐めずに、キッチリとやり遂げてみてください。

どんなことでも目的意識を持って進めていくと学びや改善点が見えてきます。こういう積み上げが将来の大きな差になるので、雑務と思ってめんどくさがらずにしっかりやり遂げましょう。

ロジ周りが出来ない人あるある

常に「どの日が良いですか?」と受け身

スケジュールを調整する際に、こちらから日程を指定しないで相手に指定させる人を多く見かけます。

自分から指定するのが失礼だとでも思っているのでしょうか。

私は自分からよく指定しますが、これで問題になったことはありません。

最悪なやり取り↓

ロジ担当「いつが良いですか?候補日を幾つかください」
調整される人「○日と○日でお願いします」
ロジ担当「その日はダメでなので、他の候補日を頂けませんか?」

ダメな日があるなら最初からその情報を共有しろよと思ってしまいます。

会議や飲み会の全体像(日程、時間、参加者、場所、目的等)が見えないメールが多い


ロジ周りが苦手な人は、全体像を共有せずに、とりあえず「○日空いてます?」みたいなスケジュールだけのメールや「何日に飲み行きましょう」的な意味不明のメールを送ってくることが多いです。

この時点で返信する気がなくなります。

また、会議の場合は参加者を見るとその会議の持つ意味の大きさや温度感がわかることも良くあります。そのあたりを事前に共有せずに時間だけ抑えるのはやめましょう。嫌われます。

とにかく目的、日程、時間、参加者、開催場所は最低限記載しましょう。

参加者や開催場所が決まっていない場合は、決まっていないという情報もしっかり伝えましょう。

マナーです。

日程や時間をはっきりと指定しない


本日とか今日とか火曜と言った一瞬考えなくては行けないワードを使うことが多いです。

9月28日(月)と明確に言いましょう。

また、海外との電話会議の設定においては、日本時間と現地時間の両方を併記しましょう。(意外と時差ミスは、発生します)

よくわからないとこれらを確認するメールが1往復発生してしまいます。

時間の無駄ですね。

調整メールに関係者をCCに入れない

メールでやり取りする際に、チーム内にCCでシェアしない人がいます。

ロジ関係のような雑務的なメールが飛び交うのが偉い人に迷惑が掛かるとでも考えるんでしょうかね。

日程変更になった場合など、結構簡単に修正できますし、スケジュール調整が順調に進んでいることを他のメンバーも追えるので安心できます。

入れないよりも入れるほうが圧倒的にトラブルは少ないですし、メンバーに再共有という無駄なメールが省略できます。

心当たりがある人は今すぐ直しましょう!

まとめ:ロジが出来ない人には仕事は任せてもらえない


若手の雑務の代表格であるロジはたしかに面倒くさくて、誰も評価してくれないと思いがちです。

しかし、ロジ調整がまともにこなせなかったり、任せるとなんだか不安な気分になる人は、仕事面でも同じようにみられていることが非常に多いです。

調整業務を任されたら、嫌な顔をせずにキッチリとやりきりましょう。

ロジ調整すら出来ない人に重要な交渉は任せてもらえませんし、自分が若手に任せる立場になった時も不十分な指示でエラーが多発します。

ぜひロジを舐めずに、キッチリとやりきってください。

以上「会議や飲み会のロジ周りを任されたら手を抜くな!それも仕事として見られている」でした。

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