30代のうちに理解しておきたい出世の為の社内政治の話


コンサルや投資銀行といったプロファームは賢くて仕事がめちゃくちゃ出来て、人間的にも魅力的な先輩っていますよね。しかし、そんなスバラシイ人でも必ずしも出世して、組織の幹部になるとは限らないのはなんとなく実感としてわかると思います。

個人として優秀で仕事が出来ることと組織の中で出世していくことは似て非なるものです。別スキルと考えた方がスッキリするでしょう。

今回は、コンサルや投資銀行である程度経験を積んでスキルを習得した皆さんが「ファームに残る」「卒業して転職する」に限らず次のキャリアを考える上で、避けては通れない社内政治について触れてみたいと思います。

優秀なだけでは出世は出来ない

仕事が出来てスキルフルな皆さんに、残念なお知らせです。

ある程度仕事も任されるようになって業務知識も習得してきましたが、それだけでは出世は出来ません。

ここから先は社内政治も必要になってきます。社内政治というと内向きでネガティブに捉えがちですが、ある程度の組織の中では社内政治も仕事の1つです。実際の事例を見ていきましょう。

トヨタの事例

日本を代表する大企業であるトヨタでも社内政治はバリバリにあります。

トヨタ社長、好き嫌い&粛清人事で優秀な人材を次々放逐…幹部「働くのが馬鹿らしい」
トヨタ自動車は1日、役員人事と組織改正を発表した。その全容は一言でいえば、厚化粧をしてごまかした人事であり、お化粧の下はまるで「化け物」だ。6月の株主総会後に取...

幹部「働くのが馬鹿らしい」は社内政治で負けた人の嘆きです。好き嫌い人事なんて当然です。そこまで残るような人はみんな仕事は出来るので、能力的には大差はありません。そうなると上の人間が見た際にその人がカワイイかという好みの話になってきます。

トヨタの幹部でさえ、そんな単純なことも理解出来ないということは、出世を能力による綺麗事にとらえている人が多いということでしょう。

銀行の事例

部長、役員経験者が明かす!メガバンクの壮絶すぎる「出世競争」(週刊現代) @gendai_biz
高給だし、将来安泰―。そんな軽い気持ちで銀行に入ったら後悔する。メガバンクとはすなわち、究極のサラリーマン社会。エリートバンカーたちのすさまじい出世競争を、部長、役員らが明かす。

メガバンクでは出世の階段をのぼるほど、能力はいずれも優秀なので甲乙をつけがたくなる。そのため、部長、役員などの幹部人事を決める時にこそ、この「裏シート」が決定的な判断材料として使われるようになる。

上の人がどれだけカワイイと思えるかが大事ということです。(「実にくだらない出世ごっこだなぁ」と思った方、組織で働くことは向いてません。)

そして、記事で語られる理由は表向きです。
ここからは記事に書かれていない私の仮説になりますが、大企業のトップって見た目がなんだか同じような感じで冴えない人ばかりでイケメンっていないですよね?
それの理由は、「イケメンなのに更に地位と名誉を与えたら悔しいから役員がイケメンを役員に推薦したくない」です。

誰も検証出来ませんが、妙な納得感ありませんか(笑)

社内政治がくだらないと思う人は早めの独立を

ここまで読んでくださった皆様は、社内政治も仕事と理解できたと思います。
その社内政治もおおよそ40歳ぐらいから本格化してきます。逆に言えば、40歳前後までは社内政治が出来なくても仕事が出来れば社内にポジションはあります。問題はそこから先です。

そんな40歳前後で困らないように社内政治チャートを作成しました。

結論から申し上げると仕事が出来て社内政治がくだらないと思う方は、早めに見切りをつけて独立してください。その方が幸せに暮らしていくことが出来ます。
逆に言えば社内政治が出来る人、苦にならない人はその組織で出世することを考えてみてもいいでしょう。ただし、社内政治に破れたら独立しか残っていませんので、その覚悟はしておきましょう。絶対はありません。

ちなみに、コンサルは、論理的に正しいことが重要視されていて、いかなる局面でも論理的な正しさを基本的な価値観としたカルチャーの中で育ちます。残念なことにこのカルチャーが社内政治との相性がもっとも悪い(笑)正論ベースで良くも悪くも正直に生きてきた人が時には自分を押し殺すことも求められる社内政治に対してバカらしいと思うのは当然ですね。

まとめ:社内政治も仕事と考えて事業会社をサバイブしろ

日本企業だろうと外資系企業だろうと組織が大きくなって、ある程度のポジションになってきたら社内政治も仕事になります。
社内政治に挑んで組織の中でトップを目指すのであれば、純粋な人ほど気をつけてください。純粋に顧客に向き合って良いサービスを提供したいと考えるのであれば、独立してくだらない社内政治による出世ごっこからは脱却した方が賢いかもしれません。

どちらが良い悪いではなく選択の問題ですので、最終的に自分がどうありたいかを考えて自分で意思決定してください。

転職を考えている人は、社内政治を理解した上で、リクルートダイレクトスカウトビズリーチのエージェントと話をしてみてください。

ただし、ビズリーチとリクルートダイレクトスカウトはヘッドハンター依存になることもあり、早めに接触して自分をアピールしておくと同時に希望する業種や社内政治の部分も含めた情報収集を促しておきましょう。そこまで考えておけば転職後のキャリアもうまく切り開けると思います。

悔いのない人生を!

合わせて読んでほしい

社内政治を受け入れる道でも、開放される道でも転職エージェントが絶対に教えてくれない「なぜ転職するのか」という問いに対する解は求めておきましょう。

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コメント

  1. […] 社内政治に関してはこちらもどうぞ。 […]

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